安息の地は奈辺にありや

 盆と正月に茨城の実家に帰るわけだが、ここ数年困った事態になっている。家にいるとたまらなく目がかゆくなってくるのである。

 おそらくはアレルギーだろうと思うのだが、室内にいてかゆくなるので何かの花粉というわけではないだろう。部屋の中の何に反応しているのかは分からない。数年前にリフォームしたのでその際に使われた化学物質なのかもしれない。

 原因はともかく、安息を得るために帰省しているのにもかかわらず、かえって不快になってしまうのは残念なことである。(もちろん帰省する理由は他にもあるわけだが)

 ではずっと札幌に暮らしていればいいかというと実はそうでもない。ここ数年来、冬になると、乾燥による肌のかゆみが悩みのタネとなっている。特に太もものあたりやひざの裏がかゆくて、気がつくとぽりぽりとかいているといった具合。なにしろ寝ながらかいていたりもする。

 結果として、肌が炎症を起こしてさらにかゆくなり、真っ赤にただれてしまう。去年は服の布地とこすれて歩くたびに痛くてたまらなかった。

 今年は二の轍を踏まないように、もう今の時期から保湿液を足に塗りたくっている。そのせいか、今のところはかゆみはない。

 実家に帰れば目が、札幌にいれば足が、それぞれかゆくなり落ち着いて暮らすことができないとは、難儀なものである。

ハタハタ

 家内が夕食の買い物に出かける際に「なにか食べたいものある?」と聞くので、「ハタハタ」と答えておきました。このあいだ一緒にスーパーに行った時に子持ちのハタハタがおいしそうだったので思い出したのです。

 買ってきてくれたのは腹がぱんぱんにふくれたメス4尾。1パック320円。ながらく禁漁が続いたせいか、高級魚というイメージがぼくのなかではあるので、えらくお買い得感があります。

 魚を買うのに、子持ちにするか、それともそうでないのにするかで悩む時がありますな。魚卵が食べたいと思えば迷わず子持ちですが、そうでなく「この魚が食べたい」と漠然としているときは子持ちだと逆に身が相対的に少ないので損した気持ちになる。鵡川のシシャモなんて、オスの方がおいしいと言われているくらいだし。

 その点、ハタハタというのはもう卵を食べたいときにしか買わない魚です。ブリコって言うくらいで、噛むとぶりぶりと口の中でつぶれて心地よい。

 さてそのハタハタですが、今回は2尾ずつ、塩焼きと煮付けにしました。10分くらい火を通すのですが、焼くにせよ煮るにせよ、卵の表面は真っ白になってくるものの、その中側にある卵や内臓は焼けた感じがしません。表面の卵がどうも内部を保護しているような。

 それでもだいたい火が通ったようなので盛りつけていただきました。おいしいので1人で3尾食べましたよ。

 その夜、きりきりと腹が痛むので目が覚めました。もしやと思い調べてみると、ハタハタの内臓にはホタルイカにいるのと同じ寄生虫がいるんだそうです。今は平気ですが、もしかすると焦熱の刑をまぬがれた幼虫が腹の中で暴れ回るかもしれない。

 まあ、腹痛の原因は食べ過ぎだと思うのですがね。

雪積もる

 ゆうべからの雪で町にも10センチほど積もった。白一色になるのは今年初めてである。ずっと寒いことは寒かったが、雪にならないでいた。

 雪が降ると雪かきをしなければならない。団地住まいのゆえ、車を買う前は我関せずだったのだが、ここ2年はそうもいかずにいる。ゴム長と手袋を「はいて」、いざ雪はね。

 まず車の屋根に積もった雪をはらい、側面にこびりついた雪を落とす。周りに積もったのを、今度は「ハンドラッセル」でかき集めて邪魔にならない空き地になげる。

 ハンドラッセルとは↓

 1年目は普通のスコップで、2年目途中までは「ママさんダンプ」でやっていたが、周りの人がみなハンドラッセルを使っているのを見て使い始めた。一番楽である。

 ママさんダンプとは↓

 車の周りの雪が片付き、ようやく乗り出すことができる。だいぶ慣れてきたので15分くらいで終えられるようになったが、ふぶいた夜の翌朝などは白い山から埋もれた車を掘り出すという表現が適切なくらいで、がんばっても40分くらいかかる。終わった頃は汗だくだ。

 大人にはやっかいなものでも子どもたちには楽しいもので、なにしろ砂遊びの砂のようなものがあたり一面に落ちているのである。わあわあとかき集めて山を作ったり、玉を作って投げたり、そりすべりをしたりしている。ぼくも今日は1時間半ほどつきあって、雪山と雪だるまを1基ずつ作った。

 空にどんなに恨み言を言おうとも半年はつきあっていかねばならないものである。ふぶかなければ、まあそんなに悪いヤツでもない。ふぶかなければ。

オタマトーンの練習の成果

 作業の合間合間にオタマトーンをいじくっております。小さくて縦置きできるので、机の隅にひょっと置いておくことができます。なので、つい手に取ってしまうのです。

 しばらく「う゛~」とうならせていたら、なんとか歌に聞こえなくもないレベルにまで到達しました。来年はこれをもってヨサコイに殴り込みしようと思います。一瞬で蹴散らされると思いますが。

有名人に会える空港

 仕事に、帰省に、どうしても新千歳空港を使わざるをえません。

 外から北海道に来られる場合も事情は同様なのでしょう、空港を歩いていると、テレビなどでお見かけする方々を目撃することがあります。

 これまでにお見かけした方々を挙げてみましょう。

 ・なぎら健壱
 ・江原啓之
 ・佐藤優
 ・水谷修

 見事におっさんばかりですな。というか、きゃーきゃー言われることなく素顔を見せて歩けるとなると、おっさんしかありえないのでしょうな。おそらく、その他にもいろんな有名人とすれ違っているのでしょうが、わたしが気づいていないのでしょう。

ただいま帰省中

 ただいま、家族で茨城の実家に帰省中です。

 今年はどこも天候不順のようで、真夏らしくカッと照ることはあまりないみたい。海やプールを楽しみにしていましたが、難しそうです。

 今日は話の種にと、近所にオープンしたアウトレットに行ってみました。浜松やら多摩やら遠くから来ているみたいですね。

 甥っ子が幼稚園の休みにあわせてずっと実家に来ているため、姪っ子もあわせて子ども3人で毎日大騒ぎです。やはり年が近い同姓の子どもが気兼ねなく騒げる空間にいるとすごいことが起きますね。太陽が地上に降りてきたかのように暑苦しい。

 んなこんなで、来週の月曜に札幌に戻ります。

連休の過ごし方

 今夏の北海道は実につまらない天気です。先月からずっとどんよりしていて、雨の日もとても多い。おまけに寒い。楽しみにしていた果樹園のサクランボも、雨で割れてしまったようです。

 こういう天気でも休みの日となれば家でのんびりしているわけにもいきません。3連休の中日と最終日に、それぞれ市の施設に遊びに行きました。

 土曜日に行ったのは新さっぽろ駅そばの青少年科学館。さまざまな科学実験ができる市立の施設です。この日は朝から大雨だったので、屋内で思い切り遊べる(しかも安く)とあって、とても混んでいました。

 アマネのお気に入りは、3階にある展示群。水圧実験の展示では昔の井戸につけられていたようなポンプを一生懸命動かしています。奥には、乗り物コーナー。地下鉄を動かしてみたり、ヘリコプターの操縦席に乗ってみたり。双発機のフライトシミュレーターもあるのですが、大人でもなかなか楽しいです。

P1040394.JPGP1040400.JPG

 午前中に入り、食事を取りにいったん新さっぽろ駅に隣接するダイエーへ。入場券さえあれば当日なら何度でも再入場できるので、こういうことができます。食べ終えてから「どうする?」と聞くと「実験に行くー」とはりきっています。

 結局この日は、トータルで4時間くらい遊びました。入場料はおとな1名700円。子どもは中学生以下無料です。

 明けて日曜日は雨こそやみましたが薄い雲が広がっています。近場ですませようと、円山動物園に行くことにしました。

 夏の雰囲気がなかったので気がつきませんでしたが、夏の高校野球の予選が行われているのですね。円山公園の野球場で試合があったために、見物する人を乗せた車が公園の駐車場に入る長蛇の列をつくっていました。20分くらいでやっと駐車場に入ります。

 アマネのお気に入りは動物たちではなく、遊園地の方です。100円でモガモガ動く乗り物に乗り、観覧車に乗り、ティーカップに乗り。1時間ほどいましたが、食事をするために園を出ることに。

 午後からは少し空が明るくなってきたので、思い切って水道記念館に行きます。去年まで何度も来ているのですが、今年ははじめて。

P1040414.JPG

 入り口前にある、水が噴き出す広場は子どもたちの人気。ただ噴き出ているだけなのですが、いろんな遊び方をしています。晴れ間が見えているとは言え、ここは山の上なので風が強く、寒い。もう少し水で遊びたいようでしたが、服がびしょ濡れになった頃をみはからって着替えさせ、館内へ。

 館内には浄水や水道にかかわる展示があり、青少年科学館のように遊べるものも。幼児向けにはキッズルームもあって、ずっと遊んでいることができます。保育園での修行の成果か、だいぶ1人で遊べるようになったので、親はその間イスに座ってぼうっと眺めています。結局、2時間近くいましたか。

P1040416.JPG 

 夕方から札幌ドームそばのつきさむ温泉に入りに行きました。ここのお湯は、ユンニの湯のように黒くてぬるぬるしています。相変わらずアマネは露天と内湯を行ったり来たりで落ち着いて入っていられません。

 こんなかんじで連休は終了。

医者の前に立つと症状が消える

 昨日まで腰に痛みが走っていました。一度ならず二度三度と、「ぴし」という痛みに「うぐ」とうめいていました。

 これはやばいかもしれんと、今朝から整形外科に行ってきました。この辺りでは比較的大きな、整形外科の単科病院。8時半に受付をして、呼ばれたのが11時半。

 パタパタと担当のお医者さんが診察室に駆け込んできます。相当忙しそう。脊椎関係の患者さんを今朝から1人で何人も診ているようです。

「痛みますか」
「ええ」
「前屈みになってみてください」
「はい」

 ちっとも痛くない。

「後ろに反ってみてください」
「はい」

 なんともない。

「こちらに座ってください」
「はい」
「腰を左右にひねってみてください」

 平気。どういうわけだろう。さっきレントゲンを撮った時には、曲げ伸ばしをすると「ぴし」ときたものだが。

 先生はにやりと笑い。

「医者の役目はね、2つあります。診断をつけることと、不安を取り除くこと」

 そうですね、いや、十分知っています。

「写真を見てもね、骨はきれいなもんです。椎間板にちょっとキズがはいったくらいでしょう。それは自然に治ります。体重に気をつけて」

 どうもすいません。お忙しいところ、お騒がせしました。

 病院の外だと症状がひどく、医者の前にいざ立ってみると症状がまったく出ないということは、今回に限ったことではありません。おそらく、<strong>はじめからたいしたことはない</strong>のでしょう。普段病気をしないだけに、要は大袈裟なのです。

 で、先生の言う通り、夜には痛みはほとんど感じなくなりました。トリアージって大事だねー。

朝から腰が痛い

 ただいま、伊達紋別行きのスーパー北斗の車中です。b-mobileのおかげで車中でもブログの更新ができる。たいしたもんですね。

 行き先の伊達市は、ただいま移住希望者がとても多いことで知られるそうで。市をあげての移住支援を行っているんだそうで。そのあたり、とても面白い調査ネタが転がっていそうです。

 が、今回の目的は市役所ではありません。あしからず。

 それにしても、今朝目覚めたときから妙に腰が痛いです。たいしたことないかなと特に何もしていませんが、立ったり座ったりかがんだりするときに「ぐ」と声が出そうになります。

 腰が痛くなる原因は、もういくらでも思いつきます。一日何時間も座っていますし、座り方も悪いですし。アマネのことを「高い高い」していますし(彼はいま15㎏あります)。最近調査の準備でけっこうしんどいですし。

 歩けなくなったらちょっとしんどいので、ひどくならないうちに対策を練ります。対策を実施する時間がないのが悲しいですが。

同窓会のような

 大学院のときの後輩、田島充士くんの結婚披露宴が東京で開かれ、参加してきた。

 お相手は、菊岡由夏さん。日本語教育の世界で活躍される、聡明な方。何度か、研究会などでお会いしたことがある。

 新宿にあるドイツ料理屋クライネヒュッテ。新郎がドイツ語専攻を卒業した関係で選ばれたそう。

 店に入ると、新婦の大学院時代の師匠、西口先生がいらしていた。よく存じ上げているのでご挨拶。

 テーブルに座ろうとすると、大学院のときの同級生、城間さんがすでに着席していた。研究会などでよくお世話になっている大久保さんも到着。このあと、大学院の先輩後輩がわらわらと集まってくる。

 大学院時代の先生方もご到着。共通の恩師の茂呂先生はもちろん、有元先生、新井先生。姿をお見かけするたびに立ってご挨拶。

 さながら同窓会のごとくである。

 新郎の横国大時代の後輩の方の司会で披露宴が開幕。真っ白のドレスに身を包んだ新婦と、めかし込んだ新郎が並んで登場。

 茂呂先生、西口先生のスピーチのあと、乾杯。ドイツ料理を口に運びながら昔話に花が咲く。

 主役たちがそれぞれのテーブルを挨拶に回る。「今日はどうもありがとう」と言う新郎に、ニヤニヤしながら「ブーブー、バイバーイ」と言う悪い来客(それは私)。

 最初の共同作業もつつがなく終わり、二人のこれまでを振り返るスライドショー。パワーポイントでがんばって作ったみたい。

 ご両家のご両親を代表して、田島信元先生がご挨拶。続いて、新郎によるお礼。

 2次会は同じく新宿のNSビル最上階にある何とかというレストラン。

 学部の同級生、澤田君とじっくり話す。学会帰りだそうでしんどそうだが、近況について語り合う。新婦の大学院時代の仲間、山下さんともゆっくり話すことができた。

 こういうときは札幌という場所が遠く離れているなあと改めて感じる。普段は会うこともできない人たちと時間を過ごすチャンスをくれてありがとう。

 そしておめでとう。