【イベント】学術交流協定締結記念シンポジウムに参加します

中国人民大学教育学院と北海道大学大学院教育学研究院とのあいだに学術交流協定が締結されたことを記念するシンポジウムが開催されます。伊藤は日本の小学校教育について,授業研究を中心に報告します。

中国人民大学教育学院との学術交流協定締結記念シンポジウム

日時:2013年11日29日(金)9:30〜17:00
場所:北海道大学百年記念会館大会議室

プログラム
司会:厳平, 北村嘉恵
通訳:楊鋥, 蔡英実
9:30〜開会挨拶
姉崎洋一(北海道大学大学院教育学研究院長)
秦恵民(中国人民大学教育学院副学院長)
10:00〜12:00 セッション1:高等教育をめぐる改革の現状と行方
李立国「中国における高等教育大衆化の発展モデルの転換」
光本滋「日本の高等教育改革の現状と行方」
指定討論者:秦恵民, 白水浩信
質疑・討論
12:00〜13:30 昼食
13:30〜15:30 セッション2:義務教育段階の就学・教育格差をめぐる現状と課題
崔盛「義務教育をめぐる地域間格差と財政移転
―県レベルのデータを読み解く」
伊藤崇「初等教育課程における改革の1つの方向性
―札幌の,とある公立称学校の授業から見えること」
指定討論者:楊海燕, 松本伊智朗
質疑・討論
15:30〜16:00 休憩
16:00〜16:45 全体討論
16:45〜17:00 閉会挨拶
主催:北海道大学大学院教育学研究院

環境を変える/自分が変わる

「水曜どうでしょう」の新作がはじまるまでの時間を使ってさくっと書いてしまう。

明日から横浜へ行く。横国大の有元典文先生のゼミを,こちらの院生と一緒に訪問させていただくのだ。

そこで見聞きしたことをなんとか消化/昇華して自分の研究に活かしてもらいたいというのが指導教員の思惑。

本音のところを言えば,教員が「あそこへ行け」と言う前に,さっさとどこかに行って情報を仕入れてくるような院生であってほしい。

関東にいたときは,わりとあちこちに出かけていたように思う。自分でも驚くのは,当時ATRにいらした岡田美智男さんのところに見学におしかけたことだ。筑波から「けいはんな」まで,よく院生の財力で行けたものだと感心するが,とにかく行ってしまった。

現下の環境では自分にとって必要な情報が手に入れられない可能性が小さいと直感的に感じたならば,さっさと行動に移して「よさげ」な場所に移動してみることだ。環境に自分を合わせるのではなく,環境を作りかえてみる。そうすることで自分も変わる。