南紀白浜紀行

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年末の休暇に有給をくっつけて、和歌山県は白浜温泉に行ってきました。なぜあえて和歌山かと言うと、温泉に入りたいというのはもちろんですが、パンダを見たいということと、アマネを新幹線に乗せたいということがありました。

パンダは、白浜にあるアドベンチャーワールドという動物園兼遊園地にいるそうです。上野にも来年にはパンダが来るそうですが、一足先に見ようというわけ。しかも今夏生まれたばかりの赤ちゃんがいるとあって、(大人の)期待が高まります。

新幹線は男の子なら誰でも興味があるでしょうが、北海道にいるとまず実物にお目にかかることはない代物。そこで、和歌山から茨城の実家に帰省する帰りがけ、新大阪から東京までをのぞみに乗って行こうというわけ。

アマネは実家にいるいとこと早く遊びたい様子で、大きく遠回りして帰省する意味は子ども的にはあまりないのかもしれませんが、せっかくですからね。

大阪から特急くろしおに乗って白浜駅を下車。飛行機は関空で降りました。

着いたその日に行ったのは、白良浜そばにあるエネルギーランド。「ゆうもあ村」的なもので、やたらと「錯覚」を利用したアトラクションが多いのが特徴。エネルギーと錯覚。

次の日は一日中アドベンチャーワールドを堪能。開園時間よりも30分早く入り口に並びます。着いて初めて知りましたが、秋にライオンの赤ちゃんも生まれたようで、直接触ることのできる整理券を先着順で配るようでした(これは無料)。また、イルカとも触れあえるようで(こちらは有料)、相談して親が分担して整理券をそれぞれ手に入れました。

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パンダの赤ちゃんが出てくる時間帯は決まっているようで、開園すぐにお客さんがぞろぞろとパンダ園に歩いていきます。着いた頃にはガラスの壁に人だかりができていました。なんとか見える位置を確保。子どもは最前列に優先的に座らせてくれました。

双子パンダの海浜(かいひん)と陽浜(ようひん)が飼育係にだっこされて出てきました!

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悩殺、という言葉はかれらのためにあるのかもしれませんね。ころころと歩き回ったり、母親とじゃれあったりする姿はむちゃくちゃかわいいものでした。

ここにはシロクマもいます。いつも札幌で行っている円山動物園では一番の人気者ですが、ここでは二番手三番手に甘んじています。

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そんなわけで彼らも室内でふてくされていました。

指定の時間がきて、赤ちゃんライオンをだっこすることができました。毛がぽやぽやでかわいいもんです。

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ライオンの次はイルカ。カヌーに乗ってイルカプールを浮かびながらイルカといっしょに泳いだ後、陸に上がってかれらと握手をしたり触ってあげたり。

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動物とのふれあいを(大人が)堪能して、白浜を後にしました。

その後、無事のぞみに乗って茨城の実家にたどり着きました。そんなこんなの年末。来年もまた日本各地に親子で出没して楽しんでまいる所存であります。

不動産を買う

 ついに,不動産というものをもつことにした。

 と言っても,まだブツは見ていない。再来年の3月に建ち上がるマンションの一部屋である。

 来年は内装のことなどいろいろと考えながら過ごす1年となるだろう。そわそわして落ち着かないかもしれない。

好きこそものの

最近のアマネはすっかりゴセイジャーにご執心である.

おかげで,我が家にはゴセイジャーグッズがあふれている.つい先日は家内の実家に帰省した際に,ゴセイアルティメットを買ってもらい,よっぽど嬉しかったのか,毎日朝起きるとカチャカチャと変形させて遊んでいる.

同じ男として,彼の気持ちは大変よく分かる.ぼくの頃は,ウルトラマンにゴレンジャーに仮面ライダーにドラえもんだった.いろんなグッズを買ってもらったように記憶している.そういう人間でもなんとかここまで成長することができるのである.

そんなに好きならば,ちょっとは将来への投資としてその気持ちを利用させてもらおうと,「カルタ」を買ってやった.もちろんゴセイジャーのである.

彼の発達的な程度にあっていたのか,すっかり夢中になって親と一緒に毎日勝負している.いつもはぼくが読み札を読み,彼が「ハイ!」と絵札を取っていたのだが,先ほどは彼が読み札を読むことに自分からチャレンジした.

彼はどうも文字の読み書きには極端に慎重で,書くのはもちろんのこと,文字を読むのもなかなかおぼつかない.しかしゴセイジャーの読み札はたどたどしくも読もうとしていた.結局あきらめることなくすべての札を読み終えることができた.

好きこそものの上手なれとは言うが,苦手なものに立ち向かわせてしまうあたり,ゴセイジャーの力には瞠目すべきものがある.

修論生のように

今月の10日が完成原稿デッドラインという論文をうんうんいいながら書いている.この文章の句読点が普段使い慣れない「,」と「.」なのはATOKの環境設定でデフォルトをそれにしているから.

論文だけど,データはそれなりにあるのだが,投稿する雑誌の性質に合わせて問題を書いているうちに再分析が必要ではないかと思い始めたのが運の尽き.何をどうすればよいのやらととにかく手当たり次第数字を出しまくっている.

うちの学部ではクリスマス直前が卒論や修論の締め切りとあって,どこもかしこもピリピリとした雰囲気であるが,そういう雰囲気作りに一役買っているのではないかと.デスク周りのデータと論文のプリントアウトの山はまるで修論生のようだ.こういうときに限って,HDやUSBメモリが逝ってしまったり,プリンタが壊れたり,サーバが落ちたりとお約束のようなアクシデントが起こりがち.まだ大丈夫だけど.

10日までにそれは提出するとして,実はまだ大小2本ほど年内には出さねばならない原稿がある.そういう状況に嘆いていると,「ぼくは年内締め切りが7つある」と豪語される方もおられて実に爽やかな気持ちになる.

こんなの書いてる暇もないわけだがまあ12月になったしということで.