【学会】日本発達心理学会第25回大会に参加します

3月21日(金)~23日(日)に京都大学で開催される日本発達心理学会第25回大会にて以下の研究発表を行います。

P1-094 年少児のお誕生会準備過程における遊びの発見
伊藤崇(北海道大学大学院教育学研究院)
日程・場所 2014/03/21(金)10:00~12:00 百周年時計台記念館

また,以下のラウンドテーブルおよびシンポジウムに参加します。

2014/03/21(金)13:00~15:00 共北36
RT2-6 乳幼児の音楽的行動の発達環境を考える:実践観察と調査から
山崎寛恵(ヤマハ音楽振興会・筑波大学人間系)
森内秀夫(ヤマハ音楽振興会)
梶川祥世(玉川大学リベラルアーツ学部)
嶋田容子(同志社大学赤ちゃん研究センター)
丸山慎(駒沢女子大学)
志村洋子(埼玉大学教育学部)
伊藤崇(北海道大学大学院教育学研究院)

2014/03/23(日)10:00~12:00 共北26
SS7-2 ヴィゴツキー=スピノザ・ルネッサンスの行方:《心理学の危機》克服への道を求めて
小島康次(北海学園大学)
伊藤崇(北海道大学)
神谷栄司(京都橘大学)
茂呂雄二(筑波大学)

【イベント】パフォーマンス心理学ワークショップに参加します

筑波大学の茂呂雄二教授からのお誘いで,掲題ワークショップに参加いたします。以下,ワークショップの案内です。


研究会の案内

 以下の要領で研究会を開催しますので、ぜひご参加ください。

 いま、新しい発達的学習論を開拓するためのキーワードに、パフォーマンスがあります。発達的学習の過程で新しい知を創造するには、過剰な認知主義を超えて、遊びや演劇に基づいたパフォーマンスが重要です。このことは、最近の学習する組織論にも顕著ですし、実際様々な実業の場面で導入されつつあります。振り返れば、遊びの重要性は、1930年代にヴィゴツキーが遊びと創造性の問題を論じる中で着目したことです。現在、この遊びにもとづい学習の重要性は、Newman & Holzmanのパフォーマンス心理学に受け継がれており、若者教育や企業研修で、成果を上げています。

 今回の研究会は、パフォーマンス心理学を劇団黒テントの方々と学ぶという連続したセッションの拡大判として、公開で行なうものです。関心のある方はぜひご参加ください。

 なお、会場がキャパ50名と狭いので、お手数ですが事前に参加申し込みをしてください(茂呂ymoro あっと human.tsukuba.ac.jp)。人数に達したところで、おことわりする場合もあること、ご了承ください。

日時:2014年1月12日(日曜日)午前10時から
場所:筑波大学東京キャンパス文京校舎 121講義室(1階)50名収容

プログラム:

10時~12時:パフォーマンス心理学研究の実際:人々の日常実践を耕す

話題提供:伊藤崇(北大) 着席によって生じる身体的配置を利用した幼児の遊びの発生過程
     香川秀太(青山学院大) 流動化する矛盾のネットワーク:反原発デモの野火的拡大
     守下奈美子・広瀬拓海(筑波大) 高齢者グループの使い易さ批評活動による学習:大学病院の使い易さをめぐるみんラボ研究員チームの実践から

討論:今井裕之

司会:城間祥子(上越教育大)

12時 休憩

13時から14時30分:劇団黒テントの活動とパフォーマンス心理学

話題提供:宗重博之(劇団黒テント)

討論:伊藤崇 香川秀太 城間祥子

司会:茂呂雄二(筑波大)

14時30分 休憩

15時から17時:パフォーマンスと学習研究:パフォーマンスに基づく学習環境のデザイン

話題提供:今井裕之(関西大) 小学校外国語活動におけるZ P D
     太田礼穂(筑波大) 自己への誤帰属研究の拡張可能性—共同読み活動からの検討−
     新原将義(筑波大) 音楽鑑賞をいかに意味づけるか−出張クラシックコンサートにおける保育士の語りから

討論:大野侚郎(江戸一の会)

司会:香川秀太