帯広で開かれた掲題のセミナーに参加してきました。小中学校の先生方が自主的に開催しているようで、今回で19回目になるそうです。
セミナーに参加した目的は大きく3つありました。1つは、
これから始めようとする研究にご協力いただけそうな方を探すためになんとか現場の先生方とコネをつくるため。2つめは、
小中学校の先生方がどういったことを「問題」として考えているのかを探るため。これは、
自分の研究の問題設定のピントがずれていないかどうかチェックするためでもあります。そしてもう1つは、自分自身の「教師力」を上げるため。
今回ご登壇された4人の先生方は、勤務されている場所も、それぞれの置かれている状況もさまざまでしたが、授業を「楽しい」
ものにしようという熱意がありありと感じられる方ばかり。はっきり言って、私が行っている授業の準備なんてぬるいもいいところ。
能力のある先生って、会うとすぐに分かるのですが、独特のオーラのようなものを放っておられます。そしてとても話しやすい。
聞く時にはだまってうなづきながら聞いて、話す時には簡潔に、すぱっとタイミングよく切り出されるからでしょうね。
そういうクセがついているのだと思います。
大学生向けの授業ですぐにでも取り入れられそうなネタも仕入れてきました。今度、試してみようと思います。
休憩中の雑談で、道内の小中学校の現状について、いろいろとお伺いしました。子どもの人数が少なくなるのにともなって、
教師の数も減り、同じ教科を担当する教員相互の教えあいが難しくなっているとのこと。札幌にひきこもっていると、感覚的に分からない点です。
セミナー修了後、世話人をされていた先生から「いつでも連絡ください」と心強いお言葉をいただきました。たいへんありがたいです!!
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