同窓会のような

 大学院のときの後輩、田島充士くんの結婚披露宴が東京で開かれ、参加してきた。

 お相手は、菊岡由夏さん。日本語教育の世界で活躍される、聡明な方。何度か、研究会などでお会いしたことがある。

 新宿にあるドイツ料理屋クライネヒュッテ。新郎がドイツ語専攻を卒業した関係で選ばれたそう。

 店に入ると、新婦の大学院時代の師匠、西口先生がいらしていた。よく存じ上げているのでご挨拶。

 テーブルに座ろうとすると、大学院のときの同級生、城間さんがすでに着席していた。研究会などでよくお世話になっている大久保さんも到着。このあと、大学院の先輩後輩がわらわらと集まってくる。

 大学院時代の先生方もご到着。共通の恩師の茂呂先生はもちろん、有元先生、新井先生。姿をお見かけするたびに立ってご挨拶。

 さながら同窓会のごとくである。

 新郎の横国大時代の後輩の方の司会で披露宴が開幕。真っ白のドレスに身を包んだ新婦と、めかし込んだ新郎が並んで登場。

 茂呂先生、西口先生のスピーチのあと、乾杯。ドイツ料理を口に運びながら昔話に花が咲く。

 主役たちがそれぞれのテーブルを挨拶に回る。「今日はどうもありがとう」と言う新郎に、ニヤニヤしながら「ブーブー、バイバーイ」と言う悪い来客(それは私)。

 最初の共同作業もつつがなく終わり、二人のこれまでを振り返るスライドショー。パワーポイントでがんばって作ったみたい。

 ご両家のご両親を代表して、田島信元先生がご挨拶。続いて、新郎によるお礼。

 2次会は同じく新宿のNSビル最上階にある何とかというレストラン。

 学部の同級生、澤田君とじっくり話す。学会帰りだそうでしんどそうだが、近況について語り合う。新婦の大学院時代の仲間、山下さんともゆっくり話すことができた。

 こういうときは札幌という場所が遠く離れているなあと改めて感じる。普段は会うこともできない人たちと時間を過ごすチャンスをくれてありがとう。

 そしておめでとう。

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