地区懇話会の活動をどうするか問題

私が入会している学会に,日本発達心理学会というのがあります。読んで字の如くで,発達心理学に関心を寄せる方々が集まる学会ですね。

この学会の下部組織として国内の各地区ごとに「地区懇話会」がもうけられています。私を含む3名で共同代表を務めているのですが,今年度は不詳私が幹事を務めることと相成りました。

企画を立てて実施すると学会本体から予算をいただけるようなので,今年度は何かやりたいね,という話をしています。共同代表の先生と話をした中で出たり自分で思いついたりしたのは次の3つくらいでしょうか。

その1 院生を中心とした研究発表会
研究のアウトプットを促進するための集まり。夏に開催して温泉地やキャンプ地をめぐる。

その2 難しい本を読む会,あるいは理論的研究の準備をするための語学講座
こちらはインプットを目指すための集まり。なかなか一人では理解がおぼつかない難しめの本を読む。または,洋書を読むのに必要最低限の語学を身につける勉強会。例えば,ピアジェやワロンを読むためのフランス語講座,ヴィゴツキーやレオンチェフを読むためのロシア語講座。

その3 非常勤講師互助会
北海道という地域ならではですが,専門学校や大学などで発達心理学関連の授業をもつことのできる人材不足という問題があります。いきおい,そうした授業は外部の非常勤講師に依存せざるをえません。そうした人材として大学院生は貴重な存在なのですが,いきなり教壇に立てと言われても難しい。そうした非常勤講師1年生となりそうな院生とともに,「発達心理学を教えるとはどういうことか」を考えたり,教える工夫を紹介し合ったりする。

その3は割と必要なのではと思っているのですが,どうでしょうか。

他にもこんな企画はどうでしょう,というご提案があったらお知らせいただければ幸いです。>関係各位

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