盆と正月に茨城の実家に帰るわけだが、ここ数年困った事態になっている。家にいるとたまらなく目がかゆくなってくるのである。
おそらくはアレルギーだろうと思うのだが、室内にいてかゆくなるので何かの花粉というわけではないだろう。部屋の中の何に反応しているのかは分からない。数年前にリフォームしたのでその際に使われた化学物質なのかもしれない。
原因はともかく、安息を得るために帰省しているのにもかかわらず、かえって不快になってしまうのは残念なことである。(もちろん帰省する理由は他にもあるわけだが)
ではずっと札幌に暮らしていればいいかというと実はそうでもない。ここ数年来、冬になると、乾燥による肌のかゆみが悩みのタネとなっている。特に太もものあたりやひざの裏がかゆくて、気がつくとぽりぽりとかいているといった具合。なにしろ寝ながらかいていたりもする。
結果として、肌が炎症を起こしてさらにかゆくなり、真っ赤にただれてしまう。去年は服の布地とこすれて歩くたびに痛くてたまらなかった。
今年は二の轍を踏まないように、もう今の時期から保湿液を足に塗りたくっている。そのせいか、今のところはかゆみはない。
実家に帰れば目が、札幌にいれば足が、それぞれかゆくなり落ち着いて暮らすことができないとは、難儀なものである。