水ぼうそう

 ケータイにメールが。

 アマネが水ぼうそうになったとのこと。昼過ぎに保育園から電話があって,妻が大急ぎで迎えに行ったらしい。

 迎えに行ったら職員室の奥に隔離されて,園長先生と絵本を読んでニコニコしていた模様。その足で小児科へ行き,
水ぼうそうと正式に診断されたようだ。

 早めに帰宅して,体の様子を診ると,なるほど腕と背中にポツポツと発疹があった。
今朝出かけるときにはまったく気付かなかったんだけどなあ。だから登園してから発症したのだろう。

 水ぼうそうと言えば,ぼくが小さい頃は1週間くらい「かゆいかゆい」と言いながらひたすら我慢というのが治療法だったように思うが,
最近の薬の進歩は著しいようで,ウイルスの活動を抑える飲み薬があるらしい。全身発疹だらけといった状態にはならないそうだ。

 さいわい今のところ熱もなくかゆみもそれほどではないようで,本人はいたって元気である。
子どもの大勢いるところに出没できないのが唯一の問題といえば問題。せっかくのGW,
動物園やらアンパンマンショーやら温泉やらはすべてぽしゃってしまいました。

 ただ,帰省するでもなく,たいした予定も立てていなかったのは良かったかもしれない。小児科の先生曰く,
誰もいないところなら外出してもいいとのことなのだが,誰もいないところって?

道産子

 保育園に入り,アマネはいろいろな言葉を覚えてくる。

「パパ,ここ,おっちゃんこして!」

 おっちゃんこ,というのはぼくも家でよく使うので違和感がない。ちなみに,おっちゃんこというのは「座る」という意味である。

 ところが,先日アマネが発した言葉には笑ってしまった。

「言ったしょー」

 そんな言葉は家庭では誰も使わないので,保育園で覚えてきたのだろう。

 「~しょ」という語尾は言うまでもなく北海道弁の特徴の1つである。たとえば「うまいっしょ」のように用いる。
ぼくはこの語尾使用にもディープさの違いがあるように感じている。「うまいっしょ」のように,語尾の前に促音が入るものは初心者の証で,
「いったしょ」のように促音が入らないのは熟練者の証のように思うのである。前者はピジン的,
後者はクレオール的といってもよいかもしれない。

 君は道産子なのだなあ。

入園後の変化

 アマネが保育園に通い始めて1週間がすぎました。とはいえまだ4日間しか行っていないのですが。

 この間は慣らし保育期間で,迎えに行く時間が,10時半→10時半→昼食後→昼寝後と,徐々にのびています。最終的な目標は5時半です。

 昼寝が一番の鬼門かなあと思っていました。なにしろ,これまではドライブの途中で寝入るのを日課としていましたので,布団の上で昼寝を始めることはなかったのです。どうやら保育園では,泣き疲れて眠ってしまったようです。

 慣れないところで長時間過ごすのは,どうもイライラするのでしょう。家に帰ってきてから,発泡スチロールをむしったり,物を投げたり,お茶をこぼしたりと,先月まではあまり見せなかった行動をするようになりました。

 また,保育園で覚えてきたのでしょうか,なんでも語尾に「ヨ」をつけて話すようになりました。「ネコよー」「イヤよー」「食べないよー」「行こうよー」てな具合です。ヒップホップです。

 平日に家で過ごせない分,土日には家庭で思い切り遊ぶことにしました。とりあえず今週末は,円山動物園に行ってきました。よい天気に恵まれましたがまだ寒く,遊具は使えません。動物も寒そうでしたよー。

maruyama.jpg レッサーパンダもいたよー

明日から保育園

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 明日から新年度が始まります。

 我が家の新年度はアマネの保育園デビューから始まることになりました。

 家から歩いて3分ほどのところにある市立の保育園です。ひよこ組だそうです。

 初日は慣らし保育ということで午前中だけ。ちょっと年上の子たちに混ざってみそっかすながらも遊ぶのが好きなようなので,すぐに慣れてくれるような気がしますが,さて。

「明日から保育園だよ」「しぇんしぇー(先生)がいっぱいいるよ」「たくさんお歌歌って遊ぼうね」と,ワクワクさせるようなことを数日前から吹き込んでおきました。

 楽しいといいねえ。

ぼくも

 2歳半を過ぎて最近のアマネは饒舌である。

 このところの口癖は「ぼくも」。かれは自分のことを「ぼく」と言う。アマネという発音は難しいらしい。これまで「アマネ」
と発話したことはない。

 「おでかけするよ」と言うと、「ぼくもー」。
 「おいしいの、食べちゃおうかなー」と言うと、「ぼくもー」。

 代名詞「ぼく」+助詞「も」という形式の使用が幼児(2:6)において確認された、というわけである。ペダンチックに書けばね。

 不思議なのは、家庭内では誰も「ぼく」という代名詞を使っていなかったということである。まず父親であるぼくは家庭内では自分を
「ぼく」と言わないし、アマネのことを二人称的に「ぼく」と呼ぶこともない。

 ただ、源泉として可能性があるものはほかにもいろいろとある。テレビ番組、
特に毎日のように見ているアンパンマンの中のセリフにそんなのがありそうだ。カバオくんが山寺宏一の声で「ぼくもー」と言うとかね。あとは、
たまに行く児童館とかスポーツクラブとかかなあ。

 「ぼくも」という言い方はおもしろい。この言葉が出た状況を合わせてその意味を理解しようとするならば、
「ぼくはあなたの真似をしたい」ということになるだろうか。模倣を宣言しているというか。オースティンにならえば発語内行為
(illocutionary act)である。

 もちろん、「ぼくも」という発話をすることそのものも模倣であろう。模倣というか、
過去の状況を現在において丸ごとなぞりなおしているのであろう。同じくオースティンにならえば、模倣として出現する発語行為
(locutionary act)であったといえる。

 要は、模倣の宣言を模倣しているのである。

ロタで入院、だがそのとき父親は…

 アマネが入院することに。

 ロタウイルスに感染したらしく、食べたものも飲んだものもすぐに吐いて受け付けない状態が一昨日から、と同時に色の薄いロタ特有の下痢が一日に何度も。

 一時は小児科で点滴をうってもらって持ち直したものの、今朝になってもう一度その小児科で診察してもらったところ、脱水症状がひどくなったので入院してきちんと体力を養いましょうという話になった。

 妻が大急ぎで入院の準備をし、ぼくとアマネは小児科から紹介された病院へ先回り。「ママどこー」と泣き通しであった。不安なのだろうな。

 妻にアマネを託し、ぼくは今函館にいる。明日、学部生を連れてはこだて未来大学を見学するためである。こればっかりはぼくがいないとどうもならないので。

 ほんと、タイミング悪いよ。

 函館に着いて電話をしたら、「絵本とおもちゃを買ってきて」。ロタ持ちなので、病院の共有のおもちゃは貸し出せないからだそうで。そらそうだな。

 とにかく明日は、見学が終わったらすぐに汽車を早めて札幌に戻る。

クリスマスでございます

 アマネはここ二日ほど家の中に閉じこもりきりにさせました。退屈だろうけど仕方ない。

 このところ世間ではクリスマスが大流行しておりますが、入院中のアマネのところには担当の先生がサンタの格好をしてプレゼントを渡しに来てくれたんだそうです。病院のロビーではプロの歌手の方が賛美歌を歌っておられました。時期によっては入院にもささやかな喜びがあるのだなと知りました。

 さて、昨日はささやかながら我が家でもクリスマス的なことをしましたよ。

 長崎のじいじばあばサンタより、アマネに仕掛け絵本のプレゼントがありました。札幌の父母サンタからも、絵本のプレゼントがあったようです。ペネロペの仕掛け絵本にはいたくご執心でありました。

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 夕食後にはおまちかね、LeTAOで買ったケーキの登場。アマネの得意分野はクリームの上のイチゴであります。大きな口を開けてあんぐりと。

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退院しました

 本日、昼前にアマネが退院できました。ご心配をおかけしましたが、結局はたいしたことなかったようです。
粉末の抗生物質をもらってきましたので、それを飲み終えて熱が再発しなければ、特に受診する必要もないとのこと。

 と、また油断していると火がぼうぼう、ということになりかねませんので、ここ2、3日は自宅で大人しくすることにしましょう。

 家内は病室で付き添いを3日続けたわけで、もうヘトヘトだそうです。

 アマネも病室では元気が有り余っていたように見えましたが、
家に戻ってから昼寝をさせるのにいつものようにドライブに出るとすぐに寝入ってしまいました。
見えないところでそうとうくたびれていたのでしょう。

母恋し

 アマネについてはみなさんからあたたかいお言葉をいただきまして、本当にありがとうございます。

 さいわい経過は順調で、今日の午前中で点滴のチューブは外れ、その針から抗生物質を入れているだけの状態です。
点滴の機械から離れて自由に歩けるのは本当に楽そうです。

 主治医の先生によれば、このまま熱が下がり、血液検査で何もなければ、明日にも退院できるかも、とのこと。そうなればいいなあ。

 さて彼は見た目には元気で、夕方病室に行って付き添いを母親とバトンタッチするときには「ママ、バイバーイ」と気丈に手を振ります。
ところがしばらくすると、「ママ、ママ」と探し始めます。

 どうも不安らしい。「ママはあっちかな」と即席にママ探検隊を結成して、部屋を出て廊下やプレイルームを散歩しますが、
その勢いもすぐについえて「ママー」と叫びます。

 そうこうして2時間ほどすると、自宅で食事と風呂をすませて母親が戻ってきます。するとニコニコして「ママ、こー(抱っこのこと)」
と両手を伸ばします。で、「パパ、バイバーイ」と手を振ってお別れ。

 何か自分の身に普段とは違うことが起こると、どうも母親が恋しくなるようです。母の力強し。

快方へ

 ご心配をおかけしましたが、アマネは快方に向かっております。たぶん。

 寝る前にはかった体温は7度1分でした。見た目は普段通りで、肩車をせよとせがみます。おいキミ、病人らしくせよ。

 点滴で体力をカバーしている部分もあるため、見た目元気でももうちょっと様子を見ることに。