言語学習研究の理論的課題(1)

成人を含む会話に臨場することを通して、 乳幼児は言語を学習する。

乳幼児の臨場する会話は、まさにその乳幼児を構成要素として組織化される。

つまり、乳幼児が学習すべき言語は、言語を学習する途上の存在を構成要素として成立する会話において出現する言語である。

学習の対象が、それを学習する者の存在を前提とする。これが、言語学習の成立の前提となる構図である。

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