Le maître ignorant

 無知な教師とは私のことであります。

今週,韓国からの学生を招いて本学部の教員が講義をするというESD(Education for Sustainable Development)というプログラムが開催されていました。その講師の一人として参加したのですが,よく言えば得難い経験をした,ということになります。というのも,英語で講義をしたからです。

そもそも韓国の学生と日本の学生両方に聞いてもらう講義を準備するだけでも大変なのに,それを英語でとなるともうどうしたらよいかしばらく途方に暮れておりましたが,本番が近付くと不思議に腹が据わるもので,なんとかpptの資料はできました。

あとは小手先の遊びに頼るしかないと,ひとつはとある小学校の先生から教えていただいた「ヘリウムフープ」という遊びをすることに。もう一押しということで,身につけるもので何かないかと調べていたら下のものを発見。

だまし絵 基本編 Tシャツ ライトピンク M

で,本番となりましたが,Tシャツ作戦はそこそこ受けたように思いました。フープの遊びも成功。肝心の中身も,小難しいことはばさっと切ってポイントだけを淡々と示していったので,私の拙い英語でもなんとか通じたように感じました。

学生同士でディスカッションをしてもらうために3つの問題を準備したのですが,問題文が悪く,何を話し合えばよいのか学生が混乱してしまったので,徹底的に具体的なところで話をしてもらいました。これはうまくいき,なんとか90分をのりきりました。

最後のラップアップは資料も何も準備しておらず,直前のディスカッションの流れを受けて私の思うところを語りました。が,これはしどろもどろもいいところで果たして通じたのか否か分かりません。

教師としての私にしてみればこれは準備不足もいいところのぼろぼろ授業なのですが,学生にしてみると,どうだったのでしょうね。少しは解放されたのでしょうか。

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