トマム~富良野~名寄~旭川の旅

週末の連休を利用して、さらには高速道路無料化実験を利用して、車で遠出してきました。

千歳恵庭JCTから道東自動車道へ、あいにく夕張で途切れているので山道をうねうねと走る。来年の秋には夕張と占冠がつながるらしいのでだいぶ楽になるだろうね。

占冠ICからトマムまではすぐ。降りてすぐのアルファリゾートトマムへ。波の出るプールがあるとかで、泳ぎに来たのである。しかしこのリゾートトマム、雨のそぼ降る中訪れたのが悪かったのか、兵どもが夢の跡といった風情のなんだかうら悲しい外観であった。山の中に唐突に現れる高層ホテルもどぎつい。

それはともかく、屋内の温水プールはそれなりに楽しく、ゆらゆらと浮かんでいた。

さてここから富良野へ向かわねばならない。南富良野の山道を抜け、麓郷の森へ。途中の農道は波のようにうねる丘陵を切り開いた畑の真ん中をつっきっている。たどり着いた頃にはもうすっかりあたりは真っ暗。おかげで今晩お世話になる、ろくごうゆらりんユースホステルを探そうとするがどこだか分からず、「北の国から」の五郎の家に迷い込んだりして、結局、アンパンマンショップに続く一本道の途中という非常にわかりやすい場所に見つけた。

ホステルを開くご夫婦にはお子さんが二人いて、上の子はアマネと同じ17年生まれと判明。2人は宿の中でちょろちょろと遊び回っていた。

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ホステルは客でいっぱい、子連れも多く、にぎやかだった。食事はとてもおいしいし、親戚の家におじゃましたような気安さで過ごせた。しかし客に占める男一人旅率の高さ、道外率の高さ、年齢層の高さには驚いた。

明けて翌日、一路旭川へ。途中にあるラベンダー畑も美瑛の丘も、もちろん旭山動物園もぷいっと通り過ぎる。本州の方からすればなんともったいないと思われるかもしれないが、今日の最初の目的地は名寄なので寄っている暇がないのである。

旭川北ICから士別剣淵へ。下道をとことこ、名寄に入るとすぐにある道の駅で、そばを食べる。以前、学生さんたちと食べに来てうまかったので再訪したかったのである。道の駅の建物が、数年間に来たときから新しくなっていた。このあたりはそばの産地でもあるが、「はくちょうもち」という餅米の産地でもある。大福を買って自分たちのおみやげとした。

ここでとって返し、再び旭川へ。旭川鷹栖で降りて、市内外れにあるカムイの杜公園へ。ここは外遊びも室内遊びもできる、子どもの天国のような場所。外にあるアスレチック的なものを縦横に走り回ったあと、室内の方へ。ここでアマネは夢中になって遊んだ。弁当を持ってくれば、一日中いられるところ。「また来たい」そうだ。

公園のすぐそばにある風呂屋、「万葉の湯」につかって滂沱と流れた汗を落とす。

市内で夕食をとろうと言うと、子どもが「うちのそばのココスで食べる」とかたくなに主張。時間は今夕方の6時。ようし分かったと、道央道を法定速度内でがんがん飛ばす。飛ばして飛ばして札幌ICに7時半に到着。無事にココスで食べることができた。

今回はかように高速道路を使い倒したが、これだけ乗ってトータル1600円。かかったのは、北広島~千歳東、それに、岩見沢~札幌のぶんだけ。心配していた渋滞も今回に関してはまったくなかった。いつまで無料化が続くのか分からないが、続くうちに道内あちこちを回ってみたい。

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