教育学を考える会・発達関連研究会

 今日は忙しかった。同じ日に2つの「会」。どちらも出番あり。

「教育学を考える会(仮)」は,若手有志の教員が集まって,自分たちの関心について放談するものとして企画した。専門科目を受け始めたばかりの学部2年生に教育学の全体像のようなものを提示したいという趣旨である。

 2年生全員にチラシを配って来てくれたのは4人(うち1人研究生)。3人くらいかなと予想していたのでまあこんなものかと。

 肝心な中身。4人それぞれの学問領域(心理学,社会学,教育福祉,教育学)とその中での自分の関心,それが社会とどのような接点をもつのかといったことについて。普段接している同僚ではあるものの,あまり知ることのない過去を知ることができて新鮮。聞き入る。

 その後,学生さんの発言を受けて4人で適当に雑談。いちおう司会的なことをしていたので,「学校」をお題として放り込んでみたらそこそこつながったのではないか。ここでいかに「教育学」にとどまってその場で議論できるかが大事。教育について本当に適当に話すだけなら居酒屋のおじさんでもできる。「学」として教育を語ろうと努力している姿に気づいてくれたらいいなと思う。

 夕方からは北海道の発達研究者が集まる会に参加。前回指名されたので発表者を相務めた。

 内容は今年の発心で発表したもの。小学校の授業データ。研究会用に頭とおしりに文脈を付け足してみた。

 コメントをいただく。すべて前向きにとらえたい。反復して現れて授業の進行や個人の評価に寄与するであろう特徴的なインタラクションのパターンを見つけ出していく方向性があるなとコメントを聞いていて考えた。

 打ち上げはエルプラザ下の「高田屋」で。発表者特権でごちそうしていただく。みなさまありがとうございました。

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