授業が終わったので、これからたまりにたまった録音の書き起こし作業をはじめる。そこで不可欠なのは、テープリライター向けのソフトである。
テープリライティング用のソフトはこれまでにいくつかあった。ぼくが利用していたのは「おこしやす」と「SndPlay」。最近ではもっぱら「SndPlay」ばかり使っている。「おこしやす」は、いつの間にかバージョンがあがって「おこしやす2」になっていた。
これから作業を始めるにあたり、なにか新しいソフトは出ていないかしらとVectorをのぞくと。おお、よさそうなものがリリースされているではないですか。
キーだけで音声を操作することができるのはもちろんだが、珍しいのはエディタが内蔵されている点。しかもそのエディタは2つのペインに分かれていて、左端には発話者やタイムコードを打ち込むことができる。この辺はすばらしい。
現在公開されてるのはフリー版とのことで制限が大きい。これは商品版に移行させるための仕掛けだろうが、お金を払っても使ってみたいと思ってしまう。
テープと格闘することの多い研究者で、お金が余っている方は、購入を検討する余地がおおいにあるだろう。