長崎紀行その4~ハウステンボス編

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 さんざ降る雨があがって真っ青な空が戻ってきた。

 5~6日にかけて、ハウステンボスと平戸に遠出。まずは初日の出来事を。わたしたち家族に義母を加えた4人で出かける。このメンバーでは、ハウステンボス初体験なのは、わたしとアマネ。

 ハウステンボスまでは、途中まで高速を使って、長崎から車で1時間半ほど。山あいの一般道をぬけると、唐突に派手な建物が目に入る。

 入り口のゲートをくぐる。いきなりのテディベアが出迎え。最初に入ることになる建物にはどでかいテディベアが鎮座ましましていた。

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 施設内を張り巡らされた運河を船に乗って移動。途中見かけた風車は、足下に咲く花とあいまってさすがに美しい。

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 下船した場所に立つ、オランダに実際にあるという時計台をモデルにした展望台「ドムトールン」にエレベーターで登る。素朴に高い。

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 ここには別荘の建ち並ぶ一角もあり、それぞれの家屋の面する運河にはクルーザーやらヨットやら船がもやってある。金を持ち、車も家も手に入れると、どうも人は船に手を伸ばすようだ。

 ドムトールン下のレストランで食事をとる。アマネは人の分までギョウザを食べる。ギョウザ食いである。

 メインの入り口から最も遠い最奥にあるのが、美しい庭を擁するパレスハウステンボス。ちょうどバラが盛りであった。

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 普通の日であれば、施設内をバスやらタクシーやらセグウェイ(!)やらで回れるらしいのだが、なにしろGWのまっただなかとあって、人通りが多いために「運休」なのだそうだ。車道と歩道の境がないためなのだろうが、そのせいでずっと歩き通し。

 再び運河を船で下る。アミューズメント系の施設の建ち並ぶ一角、ニュースタッドへ。ここでお義母さんとはお別れ。

 ニュースタッドのすみっこに、本当にちっぽけな遊園地(のようなもの)がある。おさるの電車やら、くるくる回るバスの乗り物やら、おもちゃのようなものだが、子どもたちはきゃあきゃあ言って乗っている。アマネも電車を見ると目の色を変える方なので案の定乗るそうだ。

 ニュースタッドにはほかにもいろんなアトラクションがあるようだが、どうも何かが「へぼい」。どちらかといえば場末感すら漂う。オランダ風浅草花やしきと言えば感じは伝わるだろうか。

 それでも子どもたちは喜んでおり、大人はそれなりに満足している。帰りしな、風車の前でパチリ。

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 日の下で長らく遊んでいたため、アマネがひどい日焼けをしたらしい。その晩泊まった宿で、火ぶくれしたまぶたやら首筋やらが痛がゆいらしく、なかなか寝られず煩悶していた。日焼け止めはぬったのだが、油断した。

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