フレミングさんありがとう

 木曜の朝から、アマネの調子思わしくなく、日中は9度まで熱が上がった。夜寝ているときも、しょっちゅう目を覚ましては「ママ、ママ」と呼ぶ。

 金曜の朝、家内の調子も悪く、私ものどが痛む。アマネを小児科へ連れて行く。

 「のどが赤いので、ヨーレンキンかもしれないですねえ」
 「何ですか」
 「溶連菌といって、子どもがかかりやすいんですよ」

 のどの奥から検体を取ってみると、ドンピシャリであった。

 「うつりますか」
 「うつります。飛沫感染します」
 「実は家内と私も調子が」
 「ぜひ病院へ。抗生物質で一発ですから」

 薬局で薬をもらい、ついでにマスクも買う。その足で非常勤先へ。授業をこなす。

 休む間もなく本務校へととんぼ返りし、基礎演習。今日は、センターの子どもたちに、学生が劇をして見せるという課題の本番なので休めないのである。

 幕間に劇団の紹介をするおじさん役を急遽することになり、マスクをかけながら子どもたちに元気にお話をする。

 劇はまずまず成功、来週反省会をする。

 教授会。しかしどうも、座っているとぞくぞくする。授業やおじさん役でのどを酷使したせいか、ひどく痛くつばを飲むのもつらい。こりゃだめだと、途中退席。

 急いで帰宅し、近所の内科へ。

 待合室で熱を測ると、8度2分。よく歩けたもんだ。念のため、インフルエンザの検査もしてもらうが陰性。抗生物質をもらって帰る。

 抗生物質を飲んだアマネは元気に飛び回っていたが、家内はひどくしんどそう。こちらも体全体がだるい。でも食欲はある。さっさと薬を飲み、8時には就寝。

 翌朝、私とアマネはすっかり元気になっていましたとさ。家内はまだまだ。

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