トイレで○○○

 子どものう○ちについてです。尾籠な話ですみませんね。食事中は読まない方がよいですよ。

 トイレットトレーニング,まあ,おむつはずれですけれども,これがスムーズにいく子もいれば,そうでない子もいるわけでね。スムーズにいく子はいいですが,そうでない子は,というかその親は,いろいろと思い悩む。その証拠に,ほぼ毎月のようにベネ○セから「とらじろう(仮)」の教材のDMが届くのですが,そこには「3年保育に入る前にパンツマン」「薄着になるこの夏がチャンス」などとデカデカと書いてあるわけです。

 これ,ついつい惹かれてしまうのですよ。

 そう,アマネはまだオムツをしています。おしっこはね,だいぶね,保育園で機会あるごとにトイレに連れて行ってもらっているみたいで,朝はいていったオムツを夕方まで使うことが多くなりました。家庭では,例えば朝起きたとき,寝る前,出かける前といった,活動の切り替えのときには抵抗せずに行ってくれます。でもまあ,誘えば,の話なんですが。

 おしっこはこんな感じなのですが,う○ちがねえ。

 寝室の方に行き,隠れながらしゃがみこみ,きばってオムツの中に放出する,というのが,彼なりの処理の仕方なのですね。

 どうしたもんかと妻と思案し,こないだアソパソマソのおまるを買ってきました。

 結果,どうなったか。

 彼は,そのアソパソマソのおまるの「脇」でしゃがんでしています。おまるの意味がない。おいおいおい,どうすりゃいいのさセニョール。

 いくら「さらさらエアスルー」だからといって,この季節,オムツのまま寝ていたら,そりゃああせももできるでしょう。こないだ行った旭山動物園だって,特に準備せずに水浴びをさせたのですが,そういうときはオムツをはいて水の中に入るわけで,そうするとオムツが吸水しすぎて爆発するわけです。すっぽんぽんでもいいのでしょうが,見ているこちらがなんだか照れくさい。こんなときは,やはりパンツマンがいいなあ,と思ってしまう親。

 家庭では,そんなわけで,う○ちをトイレまたはおまるでするように日々アマネを誘い続けていました。

 今朝,彼がそわそわし始めたのを見て,「オムツはいたままでいいから,おまるにまたがってみよう」と妻がだっこして連れて行こうとすると,「いやだー」と抵抗。「じゃあ大きいトイレでする?」と聞くと,「うん」だって。妻がトイレに連れて行きました。

 すると,2人が消えていったその先から「やったー」という声が聞こえてきました。

 急いでトイレに行くと,便器の中に長々としたう○ちが!(すみませんね,ホントに)

 アマネが,人生で初めて便器に座ってう○ちをした瞬間に立ち会うことができました。

 まあ,たぶんまぐれみたいなものだと思いますが,ともかく,やろうと思えばできることは分かりました。

 なぜトイレでう○ちをしなければならないのか,その理由をはっきりと説明することはぼくにもできませんし,だからこそ教えなければならない。これ,無根拠な慣習という意味では,言葉も同じなんですね。彼はまた一歩,慣習の世界へと近づいたわけです。

 3歳になる前に,どうかな,はずれるかな。

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