岩手へ家族旅行

 1日から2泊3日で岩手へ家族旅行してきました。釜石が母親の実家で、市内にほとんどの親戚が住んでいるのです。アマネが生まれて、まだ顔を見せていないということで、茨城から父母と伯母にも来てもらい、いっしょに連れて行くことにしました。

 千歳からJALで花巻空港へ。1時間のフライトでアマネは寝付くことができず、着陸時に「コワイコワイ」とソワソワしていました。

 茨城から車で来た父母たちと合流。ここからまっすぐ釜石には行かず、初日は花巻市内の志戸平温泉で1泊です。渓流を眺めながら露天風呂につかって道中の疲れをとります。

 1夜あけて2日目。今日は花巻から東へ車を駆り、釜石へ向かいます。ぼく自身、釜石へ来るのはもう10数年ぶりです。花巻からは、民話で知られる遠野を抜けて、仙人峠という急峻な峠道を越えていかねばなりません。しかしそれは昔の話で、遠野と釜石を隔てる山を掘削してまっすぐに通した仙人峠道路が今年開通しました。確かに小さい頃は、車の中で揺られ揺られて山の麓に釜石の町を望んだ記憶がありますが、だいぶ楽になりましたね。

 さて、釜石に住む祖母と伯父の家にまずはうかがいます。ちょうどいとこの子どもたちも来ており、アマネと一緒に遊んでくれました。子どもは子ども同士がいいように思います。

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 その後、何軒か親戚の家をおみやげを置きながら巡り、今日の宿、浪板観光ホテルに投宿しました。三陸ならではの入り江の奥に位置する浪板海岸を望むホテルで、すぐ外が浜辺になっています。さっそくアマネを海に連れて行きました。はじめは荒い波を怖がっていましたが、波の穏やかな岩場に移動してからはチャプチャプと楽しそうに遊んでいました。

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 どうも旅先では食べる量が増えてしまいます。暴飲暴食がたたり、3日目の朝には腹を下してしまいました。

 祖母の家に寄り、挨拶をしてからふたたび花巻へ。昼の飛行機に間に合わせるためです。アマネは2日間遊んでもらった父母と空港でお別れ。泣くかなと思ったら、ぼんやりとした顔でバイバイと手を振りました。

 ひさびさの岩手でしたが、山の青がうるうると目に映え、川の水がきらきらと輝く、よい風景を堪能してきました。これで夏休みは終わり。9月の学会ラッシュへ向けてがんばります。

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