カネゴン現る

 お金が好きです。あ、ぼくの話ではなくて、アマネです。もちろんぼくも好きですが、好きの意味が違う。

 彼は、小銭を持ってくわえてみたり、貯金箱のスロットに入れてみたりといった行動をとります。そうした行動をとっている最中に小銭を取り上げると、取られた小銭を要求する行動をとります。こうしたことから私は彼のお金好きを判断するわけです。

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 彼のお金好きは、何によるものでしょう。モノとして好きなのだろうということが一つ考えられることです。手で持つにはちょうど良い大きさだということです。その証拠となるのかもしれませんが、彼はあまり500円玉には手を伸ばしません。10円玉か100円玉あたりがお気に入りです。ちょうど、そのくらいの大きさが彼の手にフィットするということなのかもしれません。

 もう一つ考えられるのは、親がそれを使って何らかの目的を達するから好き、ということです。最近とみに親のまねをしたがり、食事時にはスプーンを、風呂上がりには歯ブラシを、洗面台の前に立てばヘアブラシを持ちたがります。これらは親が手段として用いているモノです。小銭も同様に手段として用いられていることを考えると、アマネのお金好きは親のなんらかの行動のまねなのかもしれません。

 それにしてもまったく、お金に執着してると、カネゴンになっちゃうよ。

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