旅行前夜

 昨夜は同じ団地にお住まいの同僚のUさん宅にお呼ばれ。Uさんには1歳2か月になる女の子がいる。玄関から部屋をのぞき込み、立っちしている彼女と目があった。途端にびえええええと泣いた。そんな彼女も8時過ぎには夢の国へ。

 奥様の手料理をいただきながら、ビールと焼酎の杯を重ねる。どうもごちそうさまでした。雪が溶け、暖かくなったら、一緒に子どもを連れてお散歩しましょうとお約束する。

 本日午後一の飛行機で福岡へ向かう。明日から九州大学で発達心理学会があるからだ。そのため昨夜は早々においとました。

 今回初めてポスター発表で使うポスターをA0サイズの紙そのままプリントしたものにした。院生がそういうポスターを作ろうと意気込んでいて、それに触発された形である。生協で頼んで1万円ちょっと。お高い。研究室、さもなくば研究科単位で大判印刷可能な機械を買うのはどうか。

 旅行には必ず本を数冊持っていく。近く開かれる研究会で読むのと関連するデネットの本『ダーウィンの危険な思想』を持っていこうかと思ったが、分厚すぎるのでやめた。代わりに、デカルト『方法序説・情念論』、廣松渉『哲学入門一歩前』、都築政昭『黒澤明と「七人の侍」』、トマセロ『心とことばの起源を探る』をカバンに詰めた。

学会閑話

 連休中、とある学会に参加してきた。

 初日。午前中にポスター発表を済ませ、残った時間は北海道に飛んできた友だちと近況報告やら情報交換やらにあてる。

 夕方からは街にくりだし飲み会。子どものことがあるので、昔日のごとく午前様とはいかない。

 二日目。昼から会務総会に出席。ここには書けないことが起き、あまりの怒りに途中で席を立つ。このときあることを決意。

 この日は飲み会はなし。夜中まで子どもをあやす。

 三日目。午前中のポスターになんとか間に合う。帰りがけに人と会う用事を済ませ、北大に戻る。

 今回、共同研究をしているMさんが学会に来られたので、これを機に今後の打ち合わせをする。

 夕方、飲み会。休日のためよいお店は軒並みシャッターを閉めていた。なんともめでたいことに、Mさんの奥さんに子どもができた。3人で話をすると、これまでは研究の話が主だったのだが、それに子どもの話が加わった。

 帰りがけ、ミスタードーナツを買って帰る。