スピーチ怖い

 先日、この4月に新たに着任された先生方の歓迎会があって(要は飲み会です)参加してきました。

 食事が進む中、「ご歓談中ではございますが」と司会より一言あり、
新しく来られた方々からひとことずつ壇上よりご挨拶をいただきます。

 ひととおり終えた後、「では残りの皆さんにも、1~2分ずつスピーチをお願いします」とのこと。

 前もって準備をしていない状態で、しかも1~2分という制約のもと、気の利いたことを言うのは、私の場合はとても難しい。
他の先生方は堂々と壇上に立って、しかもフロアからの笑いもきちんととっていらっしゃる。こんな状態で、順番が回ってくるまで、
むちゃくちゃドキドキするものです。

 授業だとこういうことはないんですけどね。それはやっぱり話すことを入念に準備しておくからですね。

「何をしゃべろうか」と頭のなかがグルグルしたまま、順番がまわってきてマイクの前に立ちます。そのときに口について出る一言で、
後の内容が決まってきます。

 前の先生方がテレビに出演した話をされていたので、その流れにのって、私もとあるクイズ番組に出場した話を自己紹介がてら。
残りの時間に、ちょっとした業務連絡。場に、なんとも言えないしらける雰囲気がただよい始め、
それを一身に受けながら小さくなってそそくさと退散。自分の席に着いて冷や汗をかきながらうつむいてしまいました。

 どうしたら、気の利いた一言が言えるようになるのでしょうかね。「気の利いたスピーチができるようになる本」
とかいうタイトルの本を読めばなんとかなるでしょうか。

 スピーチは怖い。

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