事務局の引き継ぎ

 北海道心理学会という、研究者・実践者のローカルな集まりがあります。

 2年間、そこの事務局をひとりで務めていたのですが、つい先日、隣の学部の先生に引き継ぎをしてきました。これで晴れてお役御免です。

 300人程度の小さな会で、予算規模も100万円ちょっと。下手をするとどこぞの田舎の中学校の同窓会の方が規模がでかいくらいのもんですが、それでもやることはそれなりにありましたね。

 名簿管理、会費受付、学会誌編集、エトセトラ。

 ほとんどがルーチンワークで、たいしたことはしていませんが、仕事したなあと言えることがあれば、幽霊会員の整理くらいですかね。年2000円の会費で、2万円以上滞納している方もいました。

 私もいくつかの学会に入っていて、事務の方にお世話になっているはずですが、普段はそんなこと考えたこともないです。ですから、事務作業の苦労を誰もねぎらってくれないことについてはそれが当然だと思っていました。自分がそうですから。

 そんなものですから、最後の大会と先日の引き継ぎのときに声をかけてくださる方がいたのは嬉しかった。嬉しかったですが、もう一度やろうとは思いません。ほんとに疲れました。

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