決戦の金曜日

 まあ「決戦」というほど大袈裟なものではないが。

 金曜の午前中、12時ちょっと過ぎまで、札幌の隣にある江別市というところで非常勤で講義をする。前期と後期で同じ時間帯を指定した。

 前期は、非常勤が終わるとのんびりと車を走らせ、途中にある中華屋でマンガを読みながらメシを食い、それから大学へ戻っていればよかった。

 後期は1時から学部2年生対象の演習があるのでそれができない。それどころか、1時に間に合うように移動することすらままならない。

 昨年度、教務に希望開講時間を指定するときにうっかりしていた私が悪かった。

 ともかく、1時には戻れないので15分遅めて始めることにしている。

 演習は、子どもに見せるための劇作りワークショップ。学生がグループを作り、自主的に進めてもらう。学生が相談しているその脇で、ちょろりと外に出て買ってきたあんパンとコーヒーを胃に流し込む。

 演習が終わったと思ったら、教授会がある。月に1~2度なので苦にならないと言えばそうだが、それでも3時間くらい座りっぱなしはきつい。しかも今日は議事録に署名しなければならなかったので、きちんと自分でメモをとっていなければならない。

 終えて研究室に戻ると、PCの前に座ってメールを数本書いて、ご帰宅。

「息つく暇もない」というのはこういうことかと、週に1度の多忙な日を堪能している。

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