学生演劇

 車で新千歳空港へ。妻子が長崎の実家へ行くためである。私は札幌でお留守番。

 アマネは案外さっぱりしたもので、検査場で「バイバイ」と手を振って意気軒昂と去っていった。今日までの1週間ほど、
「じいじとばあばに会いに行くの、いいねえ」「あったかいところでおいしいもの食べてねえ」と吹き込んでおいたからか、
どうも楽しみにしていたようだった。

 1人で帰宅してからまたお出かけ。学部ゼミの学生さんが参加する学生劇団の公演を観に行く。観劇はひさびさ。

 高校時代になりゆきで演劇部に入っていたこともあるし、一度舞台に立ったこともあるし、劇についての知識はあるが、
これまでのところ動機がなかった。ではなぜ観に行ったのかというと、しばらく前の飲み会で、前売り券をもらっていたのである。
もらったからには行くしかあるまいて。

 BLOCHという、
サッポロファクトリーの向かいにあるこぢんまりとしたハコ。開演10分前に着いたら、座席はだいぶ埋まっていた。

 劇団しろちゃん『あげパンデー』。
中学生がああしてこうしてむじゃむじゃ、という話。ううむ、一言では説明できぬなあ。若者にありがちな観念的な話ではなく、
爽やかなエンターテインメントに収まっていたのではないかと。

 ゼミの学生のはじけぶりが面白かった。

 帰り道、自宅のそばにある沖縄料理居酒屋でオリオンビール、久米仙、島らっきょ、豆腐チャンプル、ソーキそばを食す。

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