発表準備と台風

おとといから横浜に来ています。状況論や社会文化的アプローチ、活動理論といった理論的バックグラウンドを共有する研究者の集まりであるISCARにて発表をするためです。

昨日はその初日だったのですが、オープニングセッションと、高木光太郎先生たちの想起・供述セッション、それに樫田先生たちによるビデオエスノグラフィ・セッションに出てきました。

高木先生たちの想起研究は基本的な線は変わらず、供述データの分析に少し新展開が加わったもよう。

樫田先生たちの研究は、医療系大学でおこなわれるPBL(problem based learning)チュートリアルのようすをビデオに撮影し、エスノメソドロジーの視点から分析したもの。議論を黒板に記録するだけと思われていた書記係が、ときどき議論の進行に決定的な役割を果たしていたことが示されたのがおもしろかった。

次の日の発表に向けてまだ準備が終わっていなかったので、残りのセッションを見ることなくホテルへ戻って部屋にひきこもりました。さっきようやく終わりましたよ。眠い~。

それにしてもよりによって台風とぶつかるとは。気になって、NHKをつけっぱなしにしながら作業をしていました。

ホテルの部屋が二重窓だったため、さいわい外の風や雨の音がほとんど気にならなかったのですが、ながめてみると街路樹がけっこうしなっています。

さあ、帰りの飛行機は飛ぶのか?ヒヤヒヤドキンチョであります。

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