ビルイカンヘイソク?

 4月から新しく始める調査では、子どもたちにマイクをつけてもらうのだが、むき出しのままでは不安になる子もいるかもしれないと、園の先生から安全ピンで服に留めるワッペンにマイクを仕込んではどうかと提案を受けた。それならと、1時間かけて首から提げる小さな袋を縫い上げたものの、あまりにもお粗末である。たまたま通りかかった院生さんに手芸の心得を聞いたところ、得意だとのお返事。よし、手芸アルバイト決定。伊藤さん、助かったよ~。

 学部ウェブページの更新作業は遅々として進まず、気ばかり焦る。明日は新入生のオリエンテーションではないか。なんちゃら委員として、出席せねばならない。1日仕事である。

 かつてこのブログに書いた「社会文化的アプローチにおける人格」について、広島大学の院生さんよりコメントをいただいていたのだが、ようやくそれに簡単なお返事を書いた。ヴィゴツキーの『高次精神機能の発達史』に、発達における「人格」概念について詳しく書かれた章があるのだが、そのところと、拙論で議論した「人格」概念の関連について。バラバラな行動を統一する「場」のような何かとして、ヴィゴツキーは人格を考えていた。とするなら、ハムレット論や『芸術心理学』における登場人物論との対応は十分に考えられる。このつながりについては指摘を受けて気付いたことだ。岡花さんありがとう。

 携帯に電話がかかっていた。かけ直すと妻である。

 アマネの左目からの目やにがひどく、思いあまって眼科を受診したところ、ビルイカンヘイソクだろうとのこと。鼻涙管閉塞?調べてみると、よくある先天性の状態らしい。治すには、針金のようなものを涙管に差し込むようだ、と妻。ひい、痛そう。

 調べてみると、大きな病院の眼科なら小児眼科の専門医がいるようだ。もうそろそろ長崎から札幌へ帰ってくるので、すぐに市内のどこかの病院へ連れて行くことにした。

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