現在、2件の縦断調査に協力者として参加している。ぼくでなく、アマネが、だ。
調査協力者探しには苦労しているので、ぼくが調査対象者となったときにはすすんで協力しようと思っていた。なのでアマネが生まれたときにちょうど協力者を探していた2件の乳幼児発達調査に参加することを決めたのだった。
今日は午前と午後とでその2件とも調査者が来宅した。
まずは朝9時から某大学のK先生がいらっしゃった。妻が息子に離乳食をあげる場面をビデオで撮影するという。20分くらいかけて食べさせ、それを脇からビデオで撮影されていった。
昼過ぎからは某大学のA先生がいらっしゃった。息子にさまざまな音楽を聴かせて反応をビデオに撮影するという。また、妊娠や出産、育児などについて妻に質問をされていった。
ふだんはなにしろ核家族の見本のような生活を送っているため、1日にどやどやと人がこんなに出入りすることはまずない。なのでアマネは興奮してしまったようで、夕方には顔を真っ赤にしてキーと叫びっぱなしだった。
ぼくにとっては、研究で先を行かれる方々の調査の実際を間近で見られるのがうれしい。直接見る機会があまりないことだからだ。ノウハウを知るチャンスでもある。
ただ、妻とアマネには少し負担をかけてしまっているようにも思う。まあアマネが乳幼児でいられる時期は限られているし、その間に乳幼児を対象とした研究に参加する機会もそうあるわけではないだろうから、ね。