タチといえば、『ぼくの伯父さん』であるな。
という訳の分からないボケは放っておくとして、タラの子どもである。子どもといってもオス側の方。豚でいえばホーデン。
タチとはタラの白子のことで、北海道地方でこう呼ぶ。かつて山形の鶴岡で呑んだときには、たしか「菊子」と呼んでいたように記憶している。
このタチが好物である。鍋の具にしてよし、天ぷらにしてよし。だが、居酒屋で食べようとすると、平気で5、600円とる。スーパーで買えば100g100円くらいか。
酒の肴にと200gくらいのパック詰めを買ってみた。ちょっと湯がいて、ポン酢をかけて、タチポンのできあがり。
ただ、パックに入っていたのを全部湯がいたので、相当な量になってしまい、途中で飽きた。食後3時間くらいたつが、まだ胃袋がぐるぐる言っている。あまり気持ちもよろしくない。うー。
そうか、結局こいつは、一口か二口あればそれで満足するものなのだ。もうスーパーで買うのやめ。