「おかしな問題」

5枚入りのデュエマのパックを8パック買いました。全部でだいたいいくらでしょう。

川床(2007)を読んでいて,上のような問題を思いついた。これ,うちの息子は解けるだろう。「ここで買えばいくらだけど,あそこで買えばいくらになる」といった,問題の文脈を自分で作り出すこともできるだろう。

6kgの小学生が8人います。全部で何kgですか。

これは非現実的な問題として挙げられている。確かにそうなのだが,これは「6kgの小学生がいたとして」「1kgは私たちの世界での4kgだとして」と仮定した上で問題をとく行為と捉えるならどうだろう。


川床靖子 (2007). 学習のエスノグラフィー:タンザニア,ネパール,日本の仕事場と学校をフィールドワークする 春秋社

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