わんわ

娘は1歳半を過ぎました。

初語とは言えないまでも,意味のありそうな音は「まま」「ぱぱ」など発していました。4月くらいから「わんわ」も出てきていましたが,最近はもうはっきりと動物のようなものに反応して「わんわ」と言っています。

様子を見ていると,何か対象を指し示すとか,言及するとか,要求するとか,そういった機能の側面からこの時期の言語を分析するのはあまり意味がないなあという感じがします。

それよりもむしろ,目に映る何かに対する全身的な反応の一部として「わんわ」という音が口から漏れ出た,という出来事として,私の目には映ります。思うに,「子ども-対象」の姿に機能的な関係性を読み込んでしまうのは,この二者を観察する私の目の方なのではないでしょうか。

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