教育制度の国際比較

iPhoneにすっかりはまってしまい、こちらはごぶさたしておりましたが、なんとか生きております。

今年度に入り、同僚の川田先生と学部・大学院ゼミを運営しています。学部の方は3年生に実践的な経験を積ませる方針でアクティブに活動しています。大学院の方には日本人はおらず、研究生を含めてみな日本以外の国・地域から来た学生ばかり。

後期に入り、フィンランドから1年限りの交換留学生がそこに加わりました。もうこうなると共通言語は英語しかありません。

そこで、川田先生の提案で、自分のバックグラウンドを英語でそれぞれプレゼンするという集まりをすることになりました。

本日その第一回が開かれました。テーマは「教育制度」。それぞれの国・地域における幼児教育から高等教育までの制度設計について説明してもらいました。

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予想していたとはいえ、実に多様です。ただ、おおよそ12歳くらいまでの初等教育はだいたい似通っているようでした。多様性が出て来るのはその後の中等・高等教育の段階のようです。

似通っているはずのその初等教育も、その教育内容やスタイルといった点ではだいぶ異なるでしょう。そこは、例えば現在行っている小学校での調査を英語にして国外で発表する際には気をつけなければならない点です。前提となる教育制度について、一通り説明しておかないと通じないことがらがたくさんあるはずです。あらためてそう思いました。

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