別にいぢわるされたわけではなかったらしい

CiNii八分の件だが,いろいろ調べていたら,拙文をご高覧された方が,当該の文章がNDL採録規準を満たしていなかったのではとご指摘くださっているのを発見した。

http://b.hatena.ne.jp/xiaodong/20110705#bookmark-49402058

国立国会図書館の雑誌記事索引記事採録基準によると,確かに以下のように書いてある。

1 記事のページ数による選定
 採録誌に掲載された記事のうち、記事の分量に関わらず3ページ以上にわたる記事で、2に該当しないものを採録する。ただし、次に該当する場合は2ページ以下の記事でも採録することができる。

(1) 文献目録(新刊紹介は採録しない。)
(2) 総目次(毎号掲載されていると思われる総目次は採録しない。)
(3) 一般週刊誌の特集記事(ワイド記事)内の個々の記事
(4) 調査・研究に有用なため、特に雑誌単位で2ページ以下の記事も採録すると指定している場合(ただし、分量が1ページ未満の記事は採録しない。)

2 選定しない記事
 上記1に該当しても、下記に該当する記事は採録しない。

(1) 次のような単なる事実の報知記事
 (イ)団体及び事業の会計報告
 (ロ)名簿、人事情報、組織変更等の情報
 (ハ)紀要等の業績一覧
 (ニ)会告、会則、定期大会プログラム、イベントカレンダー
 (ホ)投稿規程、読者の投稿欄、編集後記
 (へ)広告及び宣伝・広告を主目的とする記事
(2) 娯楽的要素の強い記事
 (イ)一般週刊誌のグラビア記事
 (ロ)漫画
(3) 詩、短歌、俳句等
(4) 解説などの付されていない次のようなデータ、資料類、原資料
 (イ)数値情報のみの記事
 (ロ)各種試験問題
 (ハ)法令(外国の法令の翻訳は採録する。)
 (ニ)判例
(5) 学位論文要旨及びその審査報告 

まことにお恥ずかしい話だが,このような基準があったことをまったく知らなかった。知ることができて,よかった。感謝します。

当の文章は1の各号に該当せず,かつ3ページ未満なので採録されなかったわけだ。それならしかたない。イラストでも入れておけばよかったかな。

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