勉強のリズム

 金曜日に教育心理学実験が終わって、今年度の授業はすべて終了。

 実験は毎週水曜の開講なのだが、今年度は水曜に休みが入ることが多く、授業日数が確保できないために、最後の週の金曜に水曜授業を行うという変則的な日程が組まれた。そのせいで、3日で2度も2時間ぶち抜き実習をすることとなったのである。

 講義ならあまり問題ないのかもしれないが、実験などの演習の場合、1週間空くことを想定して課題を出したりするので、日程がつまるとその辺を考慮しなければならず、やりづらい。学生もどうなんだろう。きついのではないかと思うが。

 勉強というのはただひたすら量をこなせばいいというものではなく、それなりにリズムやインターバルに気を遣う必要があるものである。

 もう少し自由に教員が時間割を組めれば、学生の理解の程度に応じて進行を早めたり遅くしたりすることもできるだろうし、何より楽である。もちろん、そんなことはとうていできるはずもないが、半期16時間を強制するのであれば、その16時間を自由に使わせて欲しいと考えるのはさほどおかしい話でもないのではないか。

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