レポートの参考にはならんよ

 私はブログにNinja Toolsのアクセス解析をしかけております。ご覧になる方がどんなキーワードで検索してたどり着いたのか分かるようになっておるのですね。

 このところ、「ピアジェ」「保存課題」という単語で検索して、「La biblioteca de Babel」を訪れている方が増えています。この1週間のデータを示すと以下のような感じです。

 ●保存課題: 5件
 ●ピアジェ: 4件
 ●ピアジェの保存課題: 1件

 たぶん、「039-被験者ってぼくのこと?」というエントリーが引っかかってくるのでしょう。マイケル・シーガルの『子どもは誤解されている』を紹介したエントリーです。

 なぜ、このエントリーが?

 これは憶測ですが、時期的なことを考え合わせると、大学の講義で出されたレポートを作成する学生さんが藁にもすがる思いでネットを検索してたどり着いているのではないかと思うのですね。「ピアジェの保存課題について述べよ」といった感じのレポート課題。

 そうだとして、まさか、このエントリーだけを頼りにをレポートを書くなんてことはないと思うのですが、ちょっと心配にはなります。関連した本、できればピアジェの書いた本をきちんと読んでおいてほしいなあ。

 学生には元の文献を探すことをしてほしいと思い、そのために「La biblioteca de Babel」では、紹介した本がどこの大学の図書館に収蔵されているか分かるようになっているのですよ。書誌情報をクリックすると、NACSIS-Webcatの当該図書のページに飛びます。これで、自分の通う大学の図書館に本があるかどうか分かります。

 憶測で話を進めてきました。杞憂であれかし。

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