運動会

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 先週の土曜日、学会のまっただなかでしたが、アマネの通う保育園で開かれた運動会に行ってきました。

 快晴のなか、集合時間に園に向かうと、いつもは施錠されている門塀が開かれ、そこを先頭に保護者がずらりと列をなして並んでいました。うーん、聞きしにまさるとはこのこと。とはいえ、ぼくもそのなかの一人。アマネを先生に預けると、最後尾に並びます。

 保育園の園庭は街中にあるため狭く、多くの保護者は園舎の中から観覧することになります。ちょうど、演技をする後ろから見る格好となる場所に陣取りました。

 アマネの出番は、最初のミッキーマウス体操、全園児によるかけっこ、横割りクラスでのお遊戯、縦割りクラスでの障害物競走、横割りクラスでの親子競技です。

 先生の開会の言葉を合図に、縦割りクラスごとに入場行進。赤い帽子をかぶった一団のなかにアマネの姿が。子どもたちの列に添って担任の先生が行進の動きの見本を見せてくれています。が、アマネはどうしても行進「風」の動き。要は、同じ側の手足が同時に出るのです。

 園長先生の挨拶のあと、ミッキーマウス体操。子どもたちはみんなピコピコと踊っていました。アマネはしょっちゅうこちらを振り向いては「ママーパパー」と呼んでいました。いることを確認したかったのでしょうか、そのたびに先生に向きを直されていました。

 さて、アマネの登場するお遊戯は「しまうまダンス」(だったか?)。おそろいの衣装に身を包んで、2~3歳児が1列に並んで踊ります。よく見ると衣装はウニクロの袋。

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 縦割りクラスの障害物競走は、大きい子と小さい子が並んで走り、途中でリュックを小さい子に背負わせ、落ちている動物の札を正面に置かれたパネルに引っかけてきて戻る、というもの。なんだか説明されてもよく分からないでしょうが、これを子どもたちは実にきちんとこなしています。アマネはただただ、年長のお姉ちゃんに手を引かれて振り回されているだけでしょうが、傍目には立派に動いているように思います(親バカ)。

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 最後の出番は、横割りクラスの親子競技。このために、今日は運動しやすい格好で来ました。内容はいたって簡単、親子で手をつないで走り、途中に置かれたバケツを1つ拾い、その先に置かれたタライのなかの「ポニョ」(魚の人形)をシャベルですくってバケツに入れ、ゴール。きばった格好をしてきた意味のあまりない、運動量の少ない競技です。ちょうど先日、当の「ポニョ」を観てきた後だったので、イメージしやすかったでしょうか。

 アマネの年齢のグループは、これにて解散となります。4歳児以上はこの後も残り、よさこいの演舞や対抗リレーなどに参加することになるのです。

 親子競技のあと、子どもたちはみんな、袋に入ったお菓子をもらっていました。「お菓子もらったよー」とアマネも嬉しそうです。

 彼にとっては初めての運動会でしたが、それなりにキビキビと動けるということが分かってとても驚きました。この4月から数えて約半年、ほぼ毎日の集団生活は彼をちゃくちゃくといい意味で集団向きに変えていっているようです。

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