登って漕ぐ日曜

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 札幌の街から西の方を眺めると,壁のような山がぽこぽことそびえています。山に雪でも降ればスキーができるわけで,街から近い場所にそうしたウィンタースポーツができる施設がたくさんあるのが札幌の特徴といえましょう。

 そうした施設の一つ,大倉山ジャンプ競技場は,札幌オリンピックでジャンプ競技が開催された場所だそうです。詳しくはここ

 実は札幌に長らくいながら一度も行ったことがなかったので,話のタネにと,よく晴れた日曜の朝に家族で行ってきました。

 円山動物園を通り過ぎて山道を5分ほど走ると到着。近いものです。

 山の傾斜角にそってつくられたジャンプ台。ジャンプ競技場を実際に見たのは初めてですが,迫力があります。実際にすべるとしたら,これはもう落下すると言った方がいいでしょうねえ。

 ジャンプ台の脇にリフトがあり,頂上の展望台まで行くことができます。ただ,ぼくは極度の高所恐怖症です。スキーのリフトくらいならと,実際にこの傾斜を見る前は気楽に考えていたのですが,ちょっと怖じ気づきました。しかしまあ上まで行かねば元を取ったことになるまいと決心して乗り込みました。

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 バーを握る手から血の気が失せた頃頂上に到着。さすがに見晴らしは最高でした。市内の全景が見られましたよ。

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 いったん帰宅して,途中の車内で寝たアマネが起きるのを待ってから,再び外へ。と言っても,近所を散歩する程度です。

 月寒公園という,この辺りでは大きな公園が目の前にあります。その中にはひょうたんの形をした池があり,ほとりの売店から手こぎボートを借りることができます。冬の間は売店も閉まっていたのですが,暖かくなり営業を始めたので,ものは試しにとアマネと二人で乗ることに。ちなみに,30分320円。

 オールを漕ぐのなんて何年ぶりだろう。はじめは勝手が分からず,なかなか船着き場から離れることができません。ようやく要領をつかんで,池の奥まで漕ぎ出します。

 向かいに座っていたアマネはガマンができなくなったようで,「ぼくもー!」と隣に座ってオールをつかみます,が,漕げるはずもなし。ぼくの持つ片側だけ漕ぐので,同じ場所をくるくると旋回するだけです。

 アマネにはおとなしく座っていてもらうことにして,ぐるりと池を一周しながら,カモをからかったりしてあっという間に30分。

 帰りがけに公園そばの饅頭屋で大福をおみやげに買って帰りました。

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