文学部映像・
表現文化論講座主催で,札幌在住の漫画家,島本和彦先生による講演会が開催された。
島本和彦!『炎の転校生』!『吼えろペン』!これは何をおいても馳せ参じなければ。
教室最前列に陣取る。部屋は学生で満杯である。
お子さんの通われている学校のPTAとかで,10分ほど遅れて教室に登場。初めて実物を見た。スーツを着ていらしたので,
ごく普通のサラリーマンといった風貌。しかし右手の中指に巻かれた絆創膏を私は見逃さなかった。
おそらくペンを持ったときに痛くならないためのものでは。
デビューから現在に至るまでの道のり,現在のマンガを批評する概念の提示などなど,マイクを片手に黒板をめいっぱい使ってのお話。
マイクを通して語る声は迫力に満ちていた。
石森章太郎『サイボーグ009』の読み方を,スライドを使って熱く語る。
最後に,会場からの質疑応答で終了。
このような形で毎月講演会を開いてくださるとのこと,来月もまた参加しよう。