きびきびの土日

 この土日は我が家とその近所で過ごした。

 土曜。翌日に妻のお友達の結婚式をひかえ、午前中、彼女は式に着ていく服を貸衣装屋に借りに行った。その間、アマネと二人きりで留守番である。

 ベビーカーを押して買い物がてら近所を散策する。大福とコーヒー豆を所望する。いつのまにかアマネはベビーカーの中で寝ていた。

 アマネ、夕食食べず。しかし、テーブルの上の皿にのっているものには興味があるらしく、大人が食べていると脇から触ろうとする。こちらは触ってほしくないので腕でバリゲードを作ったり、アマネを抱えて脇へどけたりする。すると、びええと喉をからさんばかりの泣き声で抵抗する。

 どうも最近、意のままにならないことがあると泣いて不機嫌さを表す。「やりたいこと」が出てきたのだから、発達の証として喜ぶべきなのだが、見ている方はどうにもほとほと困る。

 日曜。朝から妻とアマネは結婚式へ。

 こちらはひとりで黙々と家事をこなす。天気もよいので、布団を干し、洗濯物を干し、部屋に掃除機をかけ、風呂を掃除する。

 掃除機をかけているとチャイムが。佐川急便。注文しておいた、ソウル・フラワー・モノノケ・サミットの3rdアルバム『デラシネ・チンドン』届く。早速聞いてみる。あいかわらず、よい。

 昼食は、近所のラーメン屋で。もうすぐ80になろうというおばあちゃんがひとりで切り盛りする小さなお店で、曰く「1週間にひとりも入らないこともある」ようなところであるが、スープが美味しいのでたまに行くのである。予想通りお客さんは私以外誰も来ないので、ラーメンを食べ終わった後、カウンターに座り込んで1時間ほど世間話をしてすごした。

 夕刻、妻たちが帰宅。夕食の準備をした後で、アマネを風呂に入れる。おっぱいをあげて寝かそうとしたところ、噴水のように吐いた。落ち着かせてからあらためておっぱいを飲ませて寝かせる。(おっぱいをあげているのは妻である、為念)

 これから、本を読みながら横目でW杯を観る予定。さてどうなることやら。

 そんなわけで、きびきびとはたらいた土日なのであった。

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